[リモート接続]ダイアログ
表示方法
[リモート接続]ダイアログは、以下のいずれかの場合に表示されます。
- ツールバーの [コンピュータ名] に指定したコンピュータに接続する際、ログイン認証が必要となった場合
- ツールバーの [リモート接続]ボタン をクリックした場合
各項目について
項目 |
説明 |
ユーザー名
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リモート接続先のWindowsにログインするためのログインユーザー名を指定します。
接続先ドメインが異なる場合、以下のような形式でドメイン名とユーザー名を指定します。
<ドメイン名>¥<ユーザー名>
例)DOMAIN¥Administrator
接続先PCのコマンドプロンプトより「whoami」などで調べることができます。
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パスワード
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上記ユーザー名に対するパスワードを指定します。
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ログオン先
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リモート接続先Windowsのコンピュータ名または、IPアドレスを指定します。
過去に接続したWindowsがコンボボックスのリストに追加されます。
また、周辺のネットワークコンピュータ名を取得できた場合もリストに追加されます。
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接続情報を記憶する
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☑チェックした場合、ログイン成功時に「ユーザー名」「パスワード」「ログオン先」の情報を記憶し、次回ログイン時に使用されます。
記憶を削除したい場合、[設定]ダイアログの[リモート接続]タブにある「接続記憶情報」から削除してください。
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リモート接続先Windowsの設定
他のネットワークコンピュータにリモート接続し、勤務時間(イベントログ)を取得する場合、リモート接続先Windowsの"Remote Registry"サービスを起動させておく必要があります。
※Windows Serverの場合は、デフォルトで起動
設定例)
- [コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]→[サービス]を選択。
- [サービス]の一覧から"Remote Registry"を探し、[状態]列を確認。
("実行中"であれば以降の操作は不要)
- [状態]列が空白の場合、ダブルクリックしプロパティのダイアログを表示する。
- [スタートアップの種類]を"無効"以外に変更し[適用]ボタンをクリックする。
- 更に[サービスの状態]のうち[開始]ボタンをクリックする。
また、以下の設定も必要な場合もあります。
- WinRM サービスの開始。
管理者モードでコマンドプロンプトを開き「winrm quickconfig」コマンド実行。
※エラーが発生した場合は、原因を取り除いてください。
- Windowsのバージョンによって、その他にも、ファイアウォール設定(※)で[リモート イベントのログ管理] 例外を有効化
※コントロール パネル>システムとセキュリティ>Windows Defender ファイアーウォール>Windows Defenderファイアウォールを介したアプリまたは接続を許可
許可されたアプリ
※詳細は、各Windowsバージョンごとの使用方法を確認してください。
最終的に、設定が正しいかどうかはWindowsの「イベント ビューアー」で確認することができます。
本ツールが動作するWindows上の「イベント ビューアー」から[操作]→[別のコンピューターへ接続]メニューで、他のコンピューターの「Windowsログ」が表示されるか確認してください。
※[別のコンピューターへ接続]メニューが表示されない場合、ツリーで「イベントビューアー(ローカル)」が選択してからメニューを開いてください。
この「Windowsログ」でApplicationなどを選択したとき、右側にログが表示できるようになれば、本ツールでも接続可能となったことを意味しています。
まずは、イベントビューアーからリモートPCのイベントログが参照できるかどうかを確認し、接続できない場合は、各Windowsバージョンごとの設定を確認してください。
また、「コンピューター xxxxxxでログ Systemを開けません。」などのメッセージが表示される場合、権限が不足している可能性があります。
その場合、本ツールを管理者モードで実行してみてください。
本ツールを右クリックし、「管理者として実行」ポップアップメニューを選択。
または、右クリックで「プロパティ」→「互換性」→「管理者としてこのプログラムを実行する」を有効化。