Windows 8 Release Preview上で自作ソフトの疎通動作確認

Windows 8 Release Preview上で自作ソフトの疎通動作確認

今までWindows 7上で動作していた自作のデスクトップアプリケーションを、Windows 8 Release Preview上で問題なく動作するか疎通動作を確認してみた。
rss2

 

ガジェット

まずは、Windows 7/Vistaで登場していたガジェット。

東電電力使用状況

ガジェットは今までのWindowsほぼ同等。
最初にダブルクリックで実行すると、
de1
発行元を確認できませんでした。このガジェットをインストールしますか?
 名前:denryoku.gadget
 発行者:不明な発行者
 「インストールする」「インストールしない」
みたいなセキュリティの警告ダイアログが出る。
インストールを実行すると、今までのWindowsと同様、ガジェットとして使えるようになる。
de2
設定画面も普通に開ける。
de3

東京電力メーター

こちらのガジェットも同様。インストール時に警告。
td1
実行すると、今まで通りと同じように動く。
td2
設定も。
td3

 

デスクトップアプリケーション

次に、デスクトップアプリケーション。

デスクトップアプリケーションは、実行時に、以下のようなメッセージが表示される。
af1
WindowsによってPCが保護されました
Windows SmartScreenは認識されないアプリの起動を停止しました。
このアプリを実行すると、PCに問題が起こる可能性があります。
と、ちょっとビビるメッセージが表示される。
ここで「OK」を押すと何も起動せず終了するが、「詳細情報」を選択すると、
 発行元:不明な発行元
 アプリ:AffiliSearch.exe
 「実行」「実行しない」
みたいな表示が出てくる。
af2
ここで、「実行」を選択すると、今まで通りアプリケーションを実行できる。

アフィリサーチ

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ただ、出所不明なアプリや、怪しいアプリは実行しない方が良さそう。

画像位置情報取得ツール

gg1
こちらは、全く問題なさそう。
今までと同じ感じ。

文字作

mj1
これも。

RSS速報

rss1
実行すると、
「Windowsの機能」という確認ダイアログが表示される。
 お使いのPCにあるアプリには、Windowsの次の機能が必要です:
 .NET Framework 3.5 (.NET 2.0および3.0を含む)
 ・この機能をダウンロードしてインストールする
  Windows Updateから必要なファイルを取得し、インストールを完了します。
 ・このインストールをスキップする
  お使いのアプリは、この機能がないと正しく動作しない可能性があります。
みたいなメッセージが表示される。
RSS速報は、C#で開発してあるため、.NET Frameworkが必要なんだけど、
必要としている.NET Frameworkのバージョンが3.5と古め。
このため、Windows8から見た場合、古すぎると判断され、このような
メッセージを表示している。ように見える。
ここで、
「・この機能をダウンロードしてインストールする」
を選択すれば、.NET Framework3.5がダウンロードされ使うことができるようになる。
rss2
今まで、古いOSも少し意識し新しすぎる.NET Frameworkはあえて使わないように
していたけど、今後はWindows 8に搭載されている.NET Framework4.5ベースで
作った方がよさそう。

タイムスタンプ変更ツール

こちらは、VC++(MFC)で作っているが、これはWindows8的には何ら問題なさそう。
特に今までのWindowsと異なる部分はなさそうな感じ。
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勤務時間取得ツール

このツールはC#で作っているため、RSS速報と同様。
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.NET Frameworkを実際ダウンロードしてみる。
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その後、実行してみる。
動くには動くけど、一覧(DataGrid)の大きさが違う。
妙に一覧表の下が空いてしまっている。実害は無いけど。
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KMeter

こちらのアプリはC# + WPFで作られた唯一マルチタッチ対応なアプリ。
実行する前に、インストーラを実行しなければならない。
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Setup.msiでインストールすると、やはり.NET Framework3.5をダウンロード
するか聞いてくるのでそのままインストール。
KMeter自体のインストーラも実行。
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アプリは普通に起動できた。
km3

VMeter

こちらもインストーラから。
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このツールはタイムスタンプ変更ツール同様VC++(MFC)で作ってるんだけど、
特に問題なく動いている。
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プチカレンダ

唯一、VB6で作られた化石のようなアプリ。
インストーラは心配だったけど、無事動作している。
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エクスプローラーでインストール後のスタートアップフォルダを覗いてみると
ちゃんと登録されていた。
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でも、スタートアップ以外のスタートメニューには、ショートカットが登録されていなかった。
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まぁ、Windows8にはスタートメニュー自体が廃止されてしまったため、登録されなくても全く問題ない。
ちなみに、スタートアップは再起動で普通にアプリを自動起動することができた。

AutoShutdown

こちらもVC++(MFC)で作ったもので、特に問題なかった。
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ShutdownTurboTimer

こちらもVC++(MFC)で作ったもので、特に問題なかった。
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画像振り分けツール

このアプリはC#で作成。
.NET Framework3.5のダウンロードが必要となっている。
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.NET Framework3.5があれば、問題なく動作する。
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ざっと、こんな感じ。
基本的にWindows7とあまり変わらない。
今後はMetroスタイルのアプリケーションも勉強し何か作ってみたいと思っている。

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