コマンドライン実行

画面を起動することなく、コマンドプロンプトから勤務時間取得ツールを実行し、ファイルをエクスポートすることができます。

例えば、バッチファイル化しておくことにより、一連のGUI操作(ツール起動、年月選択、エクスポート)の手間を省けます。

※「コマンドライン実行」機能は、Microsoft Store版の「勤務時間取得ツール」ではご利用になれません。

コマンド実行方法

  1. コマンドプロンプトを開く
    例1)「スタート」メニュー > 「すべてのアプリ」 > 「Windowsシステムツール」 > 「コマンドプロンプト」
    例2)[Windows]+[R]キー > 「ファイル名を指定して実行」>「cmd」入力し[OK」押下

  2. ディレクトリ移動
    getEvlog.exe(勤務時間取得ツール)のディレクトリに移動します。
    例)C:Work¥getEvlog.exeにある場合
    cd C:¥Work

  3. コマンド実行
    例)
    getEvlog.exe kinmu.csv

    上記の場合、今月の勤務時間を、カレントディレクトリ配下のkinmu.csvに出力します。


コマンド引数について

コマンドの引数(パラメタ)で、エクスポートするファイル名や、出力対象の年月などを指定できます。


コマンド
形式
getEvlog.exe  [filename  [yyyy  mm  [months]]]

※ [ ] は省略可能な引数


引数 説明
filename エクスポートするファイル名を指定します。
ファイル名のみの場合、getEvlog.exeと同じディレクトリ配下にファイルを出力します。
フルパス指定すると、指定したパス配下にファイルを出力します。

ファイル名に指定できる拡張子は、以下のいずれかです。
  • csv・・・CSVファイル
  • xml・・・XMLファイル
  • xlsx・・・Excelブック ファイル
※filenameを含め、全ての引数を省略した場合、通常のツール画面を起動します。
※既にファイルが存在する場合、上書き保存します。
yyyy  mm yyyyには西暦4桁、mmには月(1~12)を指定します。
指定した年月の勤務時間を取得します。

※イベントログ保存期間外の場合、勤務時間を取得できません。
months 取得期間(月単位)を指定します。
上記yyyy mmで指定した年月を基準に、monthsで指定した月数分の過去の勤務時間を取得します。

例えば、以下のコマンドを実行した場合、2023年12月から3ヶ月分(2023/12、2023/11、2023/10)の勤務時間を取得します。
getEvlog.exe  kinmu.csv  2023  12  3


※CSVファイルの場合、monthsの数分、複数のヘッダが出力されます。
※Excelファイルの場合、monthsは指定しないでください。


※コマンドは実行の終了を待たずに復帰します。
※コマンドの実行時エラーはメッセージボックスで表示されます。



調査用コマンド

調査時に使用する場合がありますが、通常は使用しません。

コマンド
形式
getEvlog.exe  debug

実行すると、ローカルフォルダにdebug.logを出力します。
調査時に使用するイベントログから取得したデータなどを出力します。