[UiPath] 画像認識した日本語文字列を取得する

アクティビティの検索ボックス

RPAツール「UiPath」試用の第三弾。

例えば、自動化で画像や、Webページ、PDFなどから文字列を読み取って、テキストとしてExcelに貼り付けるような自動化をしたい場合、まずは画像認識が必要となるので今回はそこを挑戦。
 

で、結論から言うと、素のUiPathでは英語しか読み取れない。
ので、日本語を読み取れるようにする必要がある。
なので、そこの手順も追記しています。
 

手順:

  1. UiPath Studioを起動
     

  2. 「Weblome to UiPath Studio」のダイアログが出たら「Continue Free」を選択。
    Weblome to UiPath Studio
    ライセンス未登録の場合は、このようなダイアログが出てくる。
    しばらく「Community Edition」で試用ということで上記を選択。
     

  3. 「Blank」を選択。
    空プロジェクト
    空プロジェクトから作成する。
     

  4. 「New Blank Project」ダイアログで適当なNameを指定し[Create]ボタン押下。
    New Blank Project
     

  5. UiPath Studioの画面が表示される。
    UiPath Studio
     

  6. UiPath Studioの画面が表示される。
    文字認識にはOCRを使うため、左側のアクティビティの検索ボックスに「ocr」と入力する。
    アクティビティの検索ボックス

     

  7. アクティビティのツリーに検索結果が表示されるので、その中の、「Avaliable>Ui Automation>OCR>Screen Scraping>Get OCR Text」を右側のペイン(Mainタブ)にドラッグする。
    Get OCR Text
     

    すると、↓こんな感じで「Get OCR Text」のアクティビティがMainのフローに追加される。
    Get OCR Text
     

  8. 画面の文字列を認識させるため、「Get OCR Text」アクティビティ内の「Indicate on screen」をクリック。
    すると、UiPath Studioが消えるので、読み取りたい範囲を選択する。
     

    試しに、ファイルのプロパティ画面の文字列を読み込んでみる。
    (今回は文字列読み取りがメインのため、予め画面を表示しておいて上記を実行)
    ファイルのプロパティ画面
     

    すると、UiPath Studioに対象の画像が表示される。
    UiPath Studio
     

  9. 読み込んだ情報は変数に格納する必要があるので、画面下側にある「Arguments」タブを選択し、適当な変数名”infomation”を入力。
    Arguments
     

  10. “GoogleOCR”を選択し、Textプロパティに、先ほど作成した”infomation”変数を指定する。
    これで、Google OCRで読み取った文字が、変数に格納されることになる。
    GoogleOCR
     

  11. 読み取った結果をメッセージボックスで表示するため、ツリーで”Message box”アクティビティを検索し、フローに追加する。
    更に、先ほどの変数infomationを指定する。
    "Message box"アクティビティ
     

    これで、定義完了。
     

  12. [Run]ボタンをクリックし実行。
    [Run]ボタンをクリック
     

    完成。
     

    と思いきや、文字認識した結果のメッセージボックスを見てみると、↓文字化けしている。
     
    文字化け
     
     

  13. 日本語を使用するためには、日本語OCRを有効にする必要があるらしい。
    以下、日本語対応のざっくりとした手順。
     

    1. とりあえず、[Save]ボタンで保存。
       

    2. 一旦、UiPath Studioを終了。
       

    3. 日本語OCRをGitHubからダウンロード。
      https://github.com/tesseract-ocr/tessdata/blob/4.00/jpn.traineddata
       

    4. ダウンロードした”jpn.traineddata”をUiPath Studioのtessdataフォルダにコピー。
      例)C:\Users\osada\AppData\Local\UiPath\app-18.2.4\tessdata\jpn.traineddata
       

    5. UiPath Studioを起動し、さっき保存したプロジェクトを開く
       

    6. フローの「GoogleOCR」を選択し、Languageプロパティを”eng”から”jpn”に修正する。
      Languageプロパティを"eng"から"jpn"に修正
       

    7. [Run]ボタンで再実行。
      UiPath実行
       
      今度は、日本語でそれっぽい結果が表示された。
       
       
      ※日本語対応で参考にさせていただいたサイト。
      UiPathの日本語OCR(Googleエンジン)を有効にしよう!

     

 
 

OCRによる文字認識なので、コピペのような完璧な文字列が返される訳ではない。
けど、個人的にはこの精度でも充分凄いなぁと感心する。業務では使えないかも知れないけど。

今後もバージョンアップしていけばもっと良くなると思う。

あと、GoogleのOCRだけではなくMicrosoftのOCRも使えるみたい。

OCR

 
 
 

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